N-BOX 修理費用一覧 部品代+工賃の相場を部位別にまとめて解説

N-BOXの修理費用一覧 部品代+工賃の相場を詳しく解説! N-BOX
N-BOXの修理費用一覧
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Honda車のよろず相談所の工場長の経歴
●主な資格

  • 国家一級整備士
  • ホンダサービスエンジニア1級
  • フロントマネージャー資格
  • 自動車検査員

ホンダディーラー10年以上の知識と経験を生かして、誰にでもわかりやすく解説していきます。

「この症状で修理費ってどのくらいですか?」と、質問を頂くことがよくあります。

故障発生時は気が動転したり修理費にいくらかかるのかなど不安が多いと思います。
そんな不安を少しでも減らせるように、N-BOXの【よくある部品交換費用】や【症状別交換必要部品】などをまとめてみました。

工場長
工場長

N-BOXと言っても2011年発売のJF1型から2026年式現行のJF5型まで様々な型式やグレートがあるため、型式やグレードにより若干金額が変わる場合があります。

また、質問でこんな故障はどのくらい金額がかかるのか?など質問も頂ければ解説していきたいと思います。

N-BOXの修理費用の相場(部品代+工賃の目安)

カテゴリー部品名部品代工賃合計
消耗品エンジンオイル4,500円4500円
エンジンオイル+フィルター6,000円3,000円9,000円
バッテリー10,000~25,0003~5,000円13,000~30,000円
エアクリーナー1,700円1,000円2,800円
前後ワイパーゴム2,400円1,000~1,500円3,400~3,900円
エアコンフィルター2,800~5,000円1~2,000円3,800~7,000円
エンジン、ミッション系エンジン本体新品:約4~500,000円80,000円480,000~580,000円
リビルト品:約2~300,000円80,000円280,000~380,000円
中古品:約1~200,000円80,000円180,000~280,000円
ミッション本体新品:約300,000円70,000円370,000円
リビルト品:約200,000円70,000円270,000円
中古品:約100,000円7,000円170,000円
プラグ(3本)8,250円3~10,000円11,250~18,250円
トップコイル(3本)30,000円3~15,000円33,000~45,000円
スターターモーター56,000円18,000円74,000円
ターボ周り150,000円30,000円180,000円
足回り、ブレーキフロントブレーキパッド10,000円6,000円16,000円
リヤブレーキシュー3,000円12,000円15,000円
FブレーキOH5,000円15,000円20,000円
リヤブレーキOH5,000円16,000円21,000円
ブレーキホース(4輪)12,000円8,000円20,000円
ブレーキディスク10,000~15,000円8,000円18,000~23,000円
エアコン系エアコン一式交換約200,000円約100,000円300,000円
コンプレッサー60,000円32,000円92,000円
電装品F窓レギュレーター20,000円6,000円26,000円
二列目窓レギュレーター13,000円15,000円28,000円
運転席パワーウィンドウマスタースイッチ17,000円3,000円20,000円
スライドドアモーター50,000円7,000円57,000円
ドアミラー本体30,000円5,000円35,000円
ACG発電機84,000円30,000円114,000円
外装系フロントバンパー20,000円6,000円26,000円
リヤバンパー18,000円4,000円22,000円
ヘッドライト(左右)180,000円20,000円200,000円
テールライト(左右)68,000円4,000円72,000円
フロントガラス150,000円30,000円180,000円
リヤガラス70,000円15,000円85,000円
運転席窓ガラス20,000円6,000円26,000円
二列目窓ガラス40,000円20,000円60,000円
その他スペアキー17,000円2,000円19,000円
シート表皮フロント1席:60,000円14,000円74,000円
リヤ1席:22,000円10,000円32,000円
タイヤ5~70,000円10,000円60,000~80,000円
各部品の部品代+工賃一覧表

修理費の内訳(診断費・部品代・工賃・諸費用)

ホンダディーラーでN-BOXをリフトで上げて、下回りを点検している整備士の様子
本来リフトアップも工賃が発生します
  • 修理代=診断費+部品代+工賃+諸費用
  • 見積もりで見るべき行はココ!
    • 「診断費」:警告灯・異音・電装系など、原因特定のための作業費
    • 「部品」:バッテリー、ブレーキ、CVTフルード、外装部品など
    • 「工賃」:交換・脱着・調整にかかる作業費
    • 「諸費用」:廃油処理、外注費など

修理代の中には、【診断費】【部品代】【工賃】【諸費用】の4つがあり、一つづつ費用やどんなものかを解説していきます。

【診断費】
・無料~6,000円程度
故障を特定するための費用で、例えばチェックランプ点灯の場合はECUに記録されている故障コードの読み出しや、異音ならテスト走行やリフトアップなどの点検費となります。

故障内容によって診断費用は必要だったり不要だったりします。昔は比較的請求していませんでしたが、車の複雑化や合い見積もり目当てのお客様が増えたため、診断費を請求する傾向になってきました。

見積りを取って整備しない時などは、この【診断費】だけは請求される事があります。
診断費とは言わす、見積り手数料などという整備工場もあります。
見積りを依頼するときは、見積り費用がかかるのかを確認しましょう。

人間の病院でいうと初診料やレントゲン検査費用みたいなお金ですね。

【部品代】
これは読んで字のごとく、交換する部品の金額です。

純正品の他に安価な社外品を使用すると二次故障にもつながるので、その場合は必ずメカニックの意見を参考にしてください。

またエンジン本体やミッション本体、スターターモーターなど高額部品の場合は新品部品の他に【リビルト部品】【中古部品】といった安く修理を行えるものもあります。

【工賃】
工賃とは部品交換や修理にかかる時間に対するお金の事で、作業内容によって異なります。

各作業には、メーカーが指定した作業工数というものが設定されており、作業工数に基づいて計算されます。
また、レバレートと言う1時間当たりの作業工賃があり、整備工場が自由に設定できる為、レバレートが高いと同じ作業でも合計金額が高くなります。

都市部や地方などで金額は異なりますが、平均すると1時間当たり10,000~12,000円程になります。
外車などは15,000~20,000円程する所もあります。

工場長
工場長

例えば、レバレートが10,000円の整備工場で、30分の整備をしてもらうと工賃は5,000円になります。

整備士では作業にかかる時間を工数として、日ごろ使用しています。
工数0.1hは6分(1時間の1/10)なので、この作業工数は0.6hだから36分くらいかかる作業なのか。などと、話しています。

【諸費用】
廃油処理、外注費の他に、車検代行手数料など、整備以外にかかる申請費や処分量の事をいいます。

昨今では、行政書士法が変更になり手間が増えたため、この諸費用が上がっている傾向にあります。

修理費用が高い・安いが決まる要因とは?(年式・型式JF1/JF2/JF3/JF4/JF5/JF6、ターボ、4WD、Honda SENSING)

「同じN-BOXなのに、ネットでは〇○円だった!知り合いは○○円だったのにぼったくりか!?」

こんな疑問は、同じN-BOXでも型式やグレードにより修理金額が異なるのが原因です。

  • 年式・型式の違い(例:JF1・JF3・JF6など)
    • 型式やグレードが変わると、部品品番や作業手順が変わることがあります
    • 装備されている用品によっても金額がかわっていまいます。
  • ターボ/4WDの違い
    • 構造が複雑で作業工数が増える傾向にあり、結果→工賃に差が出やすい
  • Honda SENSING装備の有無
    • フロントガラス交換やフロント周り修理で、カメラ調整(エーミング)が必要になる場合があります。
  • 部品の選び方(純正・社外・中古・リビルト)
    • 新品部品と比べて、中古やリビルト品は半額くらいになります。
  • 依頼先(ホンダディーラー・認証工場・量販店)
    • 整備工場によりレバレートが異なるため工賃に差が出たり、保障やアフターフォローの有無で工賃などに差がでます。
  • 同時作業の有無
    • 別々の整備でも同じエリアの修理だと作業内容が被る事があるため、その分値引きされます。
      例えば、車検整備時にブレーキ整備を行うと0.3h分の工数を値引くなど
    • 値引く金額は、メーカーが定めている工数があるため、不明な所は納得するまで質問してください。

故障症状別の修理費用

N-BOXがバッテリー上がりして夜の駐車場で運転手が困っている様子
トラブルは突然やってきます

エンジンがかからない

エンジンがかからない故障は現場では比較的よくある事例です。
そのため、その時の【車の色々な状態や症状】からある程度故障個所の絞り込みは行えるので、是非修理費用の参考にしてください。

イグニッションONしても何も反応しない

  • ドアロックが全く反応しない
  • イグニッションスイッチを操作しても全く反応しない
  • ルームランプやヘッドライトが弱々しく点灯する
  • ホーンが鳴らないor弱々しく鳴る

上記の症状の場合は、【バッテリー上がり】が原因でエンジンがかからないのだと推測されます。

ルームランプやヘッドライト、ホーンはスイッチを操作すれば、イグニッションOFFで反応するので操作をしても無反応な場合は簡単にバッテリーあがりの判断が行えます。

  • 修理費用:13,000円~30,000円

バッテリー交換費用はほとんどがバッテリー本体の金額で、アイドリングストップ車は専用バッテリーへ交換する必要があるため、高額になる傾向があります。

メーターやナビがパチパチしてエンジンかからない

この症状はバッテリーが弱っているときに起きる症状です。

エンジンを始動させるには、セルモーターでエンジンを強制的に回す必要があります。
そのセルモーターは、エンジンを回すためには多くの電気を必要とします。そのため弱っているバッテリーでは電気不足になってしまうのです。

その電気不足の時の症状として、エンジンをかけようとしたらナビやメーターなど電装品がぱちぱち点滅します。

この場合は、バッテリー充電やバッテリー交換が必要になります。

  • 修理費用
    • バッテリー交換:13,000円~30,000円
    • バッテリー充電:1,000~2,000円

クランキングするがエンジンかからない

キュルキュルとクランキングするが数秒たってもエンジンがかからない場合があります。

この場合は、詳しく診断する必要があるため、かならず整備工場で見てもらいましょう。
比較的多いのが、燃料ポンプ不良や点火系の不良、エンジンの圧縮不良があります。

燃料ポンプに関しては、リコール(無償交換)が発表されているので、こちらの記事で該当車種かの確認がおすすめです。

その他の原因として考えられる故障個所は、点火系統(プラグ、トップコイル)、エンジン内部の故障が考えられます。

【点火系統の故障の場合】
プラグ交換:11,250~18,250円
トップコイル交換:33,000~45,000円
同時交換の場合は、同じ作業工程があるため工賃が値引かれます。

【エンジン内部の故障の場合】
この場合は、高額修理になる可能性が高い故障事例です。

継続して症状が発生している車両は要注意になります。

アイドリングストップから復帰せず、そのままエンストする

ポイントは、【アイドリングストップ中ブレーキを離してもエンジンがかからない】事です。

この場合は、スターターモーターの故障が大半です。
しかし極稀に【PGM-FI ECUの電源落ち】が原因でも同じ症状になります。

スターターモーターとECUの切り分けを行う方法は、スターターモーターの場合はOBSが記録されれているので症状と合致しているかをみて、ECUはPGM-FIの電源喪失なのでエンスト時のOBSが記録されません。
と、専門的な話をしましたが、これは専用機器がないと確認できないので、整備工場に確認してもらってください。

この切り分けができない整備工場の場合は、セカンドオピニオンを探すことをお勧めします(笑)

  • 修理費用:74,000円

同時交換部品でリレーも交換推奨なので、3,000円程追加される場合があります。

ガクガクしてアイドリング不安定・加速しにくい

この場合は、失火が原因の場合が多いです。

この症状で一番多いのが、点火系の故障で【プラグ】と【トップコイル】不良によるものです。

どちらも消耗品であり、軽自動車は常用回転数が普通車より高いため、比較的早く故障する傾向があります。

現場では6~7万キロくらいから故障する車両があります。

  • 修理費用
    • プラグ:11,250~18,250円(3本)グレードによりプラグの種類が変わります
    • トップコイル:33,000~45,000円 ターボ車は工数が増えるため高くなります

窓が開かない

N-BOXの窓の開閉スイッチを交換している女性整備士の様子
意外と窓のトラブルは多く発生します

窓が開かない時やスイッチの反応がわるい時などさまざまなトラブルが発生します。

N-BOXでは、次の三つのトラブルが比較的多く発生します。

スイッチの反応が悪い

運転席のパワーウィンドウスイッチの反応が悪い

この故障は、一番多く開閉させるスイッチなので他の席のスイッチと比べると比較的多く故障します。
【オートで窓の開閉が出来ない】【スイッチを押しても反応が悪い】この二つの症状なら運転席のマスタースイッチの交換が必要です。

  • 修理費用
    • 運転席パワーウィンドウマスタースイッチ:20,000円

運転席窓が開閉しない

運転席窓が開閉しない場合は、【レギュレーター】【ランチャンネル】【運転席パワーウィンドウマスタースイッチ】この三つのうちどれかの故障が殆どです。

レギュレーターとは窓を上下させるモーターと滑車の部分で、ドアの内側に取付られています。

ランチャンネルとは窓ガラスの縁にあるゴム部品です。
汚れなどでゴムとガラスが張り付いている場合もあるので、その際は清掃給油で改善することもあります。

運転席パワーウィンドウマスタースイッチとは運転席の窓ガラス用のスイッチです。

  • 修理費用
    • レギュレーター:26,000円
    • ランチャンネル:清掃給油なら無料~数千円、交換なら7,000円
    • スイッチ:20,000円

二列目窓が開閉しない

これは以前記事にもした、N-BOXあるあるの故障でガラスに接着されている部品が剥がれてしまい窓が開閉できなくなってしまいます。

またガラス交換だけで治る場合と、レギュレーターも交換の場合があります。

  • 修理費用
    • ガラス:60,000円
    • レギュレーター:26,000円

エアコンが効かない

N-BOXのエアコンが壊れて、すごく汗をかいて運転している女性の運転手の様子
夏場に多いエアコンのトラブル

エアコンの修理費は、数千円の部品から全交換の300,000円くらいまでピンキリです。

古い車両や走行距離が多い車両は高額修理になる傾向があります。

エアコンシステム全交換になる車両は、コンプレッサーの内部破損でその鉄粉が配管内を通ってシステム全体に流れてしまうことで起きる故障です。
その為、定期的なメンテナンスや異音や振動、エアコンの効きが悪くなってきたと思ったら早めに点検することが一番重要です。

  • 修理費用
    • リレー交換:3,000~4,000円
    • コンプレッサーの圧縮不良:92,000円
    • ガス漏れ(経年劣化):10,000円
    • ガス漏れ(部品破損):10,000~50,000円
    • システム全交換:300,000円

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