現行フリード(2024年6月~)の基本は 185/65R15です。
ホイールは5H/PCD114.3/リム6J/インセット+50/ハブ径64で全グレード共通です。
まずはこの純正系で選ぶのがおすすめです。
オールシーズンタイヤの性能も上がってきたので、首都圏の日常+年1回の雪なら3PMSFオールシーズン+チェーン携行でもいいと思います。ただし雪道はスタッドレス一択です。
毎日凍る地域(北海道/東北)、スキー勢は氷上性能重視のスタッドレス(VRX3/WM03/IG70/X-ICE など)が鉄則です。
最安で買うコツは初雪前(オススメで9~10月)に在庫確保or型落ち新品(2年以内目安)。
空気圧は月1回。目視では分かりません。指定圧キープが静粛・燃費・制動の性能が期待できるベストな空気圧です。
スポンサーリンク
これ見ればお悩み解決!用途×地域×予算のベストチョイス

- 首都圏(年1–2回の雪)
- 普段はドライ&雨 → 3PMSFオールシーズン+非金属チェーン携行。
- スキー・山越え → 国産スタッドレス推奨。
- 北海道・東北(凍結常態)・スキー勢
- 氷上ブレーキ・発進・登坂を最優先(VRX3/WM03/IG70/X-ICE)。
- 通勤・送迎・e:HEV
- 静粛・低転がり+氷上の基礎力を両立するモデルを。
- 価格重視
- 初雪前に予約+型落ち新品(DOT1年以内)。
整備士メモ:迷ったら純正の15インチ(185/65R15)のブリヂストン:VRX3、ダンロップ:WM02がおすすめ!。サイズ的に価格が安く、性能が高いスタッドレスタイヤです。
年式・型式別サイズ早見表(純正基準)
- 現行(2024年6月〜/AIR・CROSSTAR 含む)
- タイヤ:185/65R15
- ホイール:15×6J/5H/PCD114.3/インセット+50/ハブ径64
- 先代(2016〜2023)
- タイヤ:基本は185/65R15(一部リム幅や+49〜+50など細差あり)
※外径近い代替として185/60R16を選ぶ例もあるが、チェーン干渉・フェンダー内クリアランスは個体差あり。現車確認が前提。
スポンサーリンク
15インチ vs 16インチ(どっちが正解?)

- 15(185/65R15):16インチよりも価格が安く、チェーンの適合も多い。
こだわりがないから15インチで間違いないです。 - 16(185/60R16):直進安定や見た目はアップ。チェーン干渉と外径差の確認は必須です。
整備士メモ:見た目<止まる。冬はまず制動性能優先です。
地域別おすすめ
- 北海道/東北/スキー勢:氷上重視(VRX3/WM03/X-ICE/IG70)
- 北陸/長野/新潟/スキー勢:圧雪+ウェットの総合バランス(WM03/IG70)
- 首都圏/東海/関西北部:静粛・低転がり+非常時制動(VRX3/X-ICE、または3PMSFオールシーズン+チェーン)
用途別の選び方

- 毎日通勤・保育園送迎(FFミニバン):静粛/直進安定+氷上の基礎力。5,000–10,000kmで前後ローテ。
- スキー・スノボ遠征:発進・登坂に強いパターン(VRX2やWM03など)+チェーン携行。
スタッドレス/オールシーズン/チェーンの使い分け

- 豪雪・凍結常態・スキー勢 → スタッドレス
- 都市部・年数回の雪 → 3PMSFオールシーズン+チェーン
- たまの山越え → スタッドレス+チェーン
- チェーン規制:規制中はスタッドレスでもチェーン必須。標識が出たら従いましょう。
e:HEV・4WD/FFの注意点
- e:HEV:静粛・低転がりを優先しつつ、氷上性能を両立(VRX3やX-ICE系の“総合型”が合いやすい)。
- FF/4WD:FFはフロントの減りが早い → ローテ必須。4WDでも止まる/曲がるはタイヤ依存、過信は禁物。
スポンサーリンク
価格・相場と“最安で買うコツ”

- 買い時:**初雪前(9–11月)**に在庫確保→価格・選択肢が安定。
- **型落ち新品(DOT3年以内目安)**はコスパ大。
- 工賃の目安(例):交換1本1,100円〜/バランス1本1,100円〜/ゴムバルブ1本440円〜/廃タイヤ1本440円〜/窒素1本550円〜(店舗差あり)。
整備士メモ:**“溝はあるが硬い中古”**は氷上で一番危険。新品の型落ちが結局お得。
銘柄比較(VRX3/WM03/IG70/ICE NAVI 8)
まずは「相対イメージ”の早見表」(185/65R15想定)
項目 | VRX3 | WM03 | IG70 | ICE NAVI 8 |
---|---|---|---|---|
氷上(停止/発進) | ◎ | ◎ | ○〜◎ | ○ |
ウェット制動 | ◎ | ○〜◎ | ◎ | ○ |
静粛/乗り心地 | ◎ | ○〜◎ | ◎ | ○ |
価格 | △ | ○ | ○ | ◎ |
向く使い方 | 凍結路面/雪道 | 登坂/通勤 | 雨雪ミックス | コスパ重視 |
ブリザックVRX3 (VRX3)
- 静粛・低転がりと氷上の総合力。e:HEVとも好相性。
- こんな人向け:高い性能を求める方。高い氷上性能&年数によるゴムの硬化が最も少ない。
リンク
ウインターマックス03(WM03)
- “噛み合い”設計で発進・登坂に強い。通勤&生活道路に強み。
- こんな人向け:坂や交差点の凍結が多い地域。
リンク
アイスガード7(IG70)
- 氷上+ウェットのバランスと静粛性の両立。
- こんな人向け:雨雪ミックス地域、家族を乗せる静かな走り重視。
リンク
ICE NAVI 8(アイスナビ8)
- 左右非対称パターンで総合バランス。型落ち価格でコスパ良。
- こんな人向け:コスト管理重視。
リンク
交換・メンテ・寿命(超要点)

- 空気圧は月1。目視はNG、ドアラベルの指定圧に合わせる。(1割程高くても可)
- 慣らし/皮むき:装着直後は急ブレーキを避け、100キロ程行いましょう。
- タイヤローテーション:5,000–10,000kmで前後入替(FFの前偏摩耗対策)。
- 寿命目安:3〜4シーズン。プラットフォーム露出=冬用終了。
- 保管:直射日光・高温が大敵×、冷暗所に立て置きが推奨。
スポンサーリンク
ホイール/ナット/チェーン適合
- 現行(2024〜):15×6J/5H/PCD114.3/+50/ハブ径64。社外ホイールはハブリングで芯出し推奨。
- チェーン:16インチ化+チェーンは特にインナー干渉を現車で確認。
- 締付トルク:整備手帳の規定値を守る(増し締めは100キロ程走行後)。
安全・法規・保険
- チェーン規制:規制中はスタッドレスでもチェーン必須。対象区間では標識に従う。
- ABS/下り坂:積載増で制動距離は伸びる。速度控えめ・車間多めを徹底。
- ロードサービス:スタック時は無理をせず要請(繁忙期は時間に余裕を)。
よくある失敗と回避
- 中古で“溝はあるが硬い”:氷上で最も危険なタイヤです。製造年式と硬さを必ず確認。
- 1本だけ交換:左右差で真っ直ぐ止まれない典型。基本は最低同軸2本で同銘柄で。
- 空気圧放置:燃費悪化・偏摩耗・バーストリスク。月1の空気圧点検を。
スポンサーリンク
コメント