【2026年最新・現役整備士】ガソリン車・ハイブリッド車・EV(電気自動車)を徹底比較 メリット・デメリットと使い勝手

ホンダの整備士がディーラーでお客様にガソリン車・ハイブリッド車・EVの違いをモニターで説明している 整備士のメモ
整備士目線で「ガソリン・HV・EV」を分かりやすく比較して解説します。
本ページはプロモーションが含まれています

Honda車のよろず相談所の工場長の経歴
●主な資格

  • 国家一級整備士
  • ホンダサービスエンジニア1級
  • フロントマネージャー資格
  • 自動車検査員

ホンダディーラー10年以上の知識と経験を生かして、誰にでもわかりやすく解説していきます。

【結論】ガソリンvsハイブリッドvsEV どれが快適?

ホンダディーラーで整備士がお客様にガソリン車、ハイブリッド車、EVの違いを説明している様子
わかりやすく解説します

結論使い方に合致した車が一番です
なぜなら?EVは充電インフラがガソリン程整っていなく、充電に時間もかかるからです。しかし、自宅に太陽光発電設備があるとほぼ車の充電代が掛からないため、実質燃料代がタダもありえます

  • 自宅に200Vの充電設備あり×走行短中距離(〜50km/日)なら『EV(電気自動車)』
  • 自宅に充電設備なしなら『ガソリン車orHV(またはPHEV)』
  • 街中走行が大半、5年未満で乗り換えるなら『HV車(またはPHEV)』
  • 高速多用、10年前後乗るなら『ガソリン車』

/

自宅に200Vの充電設備あり×走行短中距離(〜50km/日)なら『EV(電気自動車)』

自宅に200Vの充電設備があり、太陽光発電設備もあるなら『EV(電気自動車)』はかなりオススメです。

工場長
工場長

ホンダはENEOSと提携して『ENEOSでんき』を展開しており、EVをご利用の方に、EVの充電がお得になる電力プランへのご契約をおすすめしています。
⇒詳細はこちら『HONDA・ENEOSでんき』をご参照ください。

自宅に充電設備無しなら『ガソリン車orHV車(またはPHEV)』

戸建やマンションなどで、200Vの充電設備がない場合はEV車ではなく『ガソリン車orHV車』がおすすめです。

自宅に200V充電設備がない場合は、基本的にEV車は避けた方が無難です。
100Vコンセントでも充電は可能ですが、充電時間や使いたい時に乗れないなどの無駄なストレスが多いです。

その為、ガソリン車やHV車(またはPHEV)がおすすめです。

そこで、ガソリン車とHV車のどちらにするかのポイントをお教えします。

街中走行が大半、5年未満で乗り換えるなら『HV(またはPHEV)』

モーターは発進時など低速が最も電気効率が良いため、街中はガソリン車と比べて燃費が伸びやすくなります。

また、高電圧バッテリーの劣化やリセールなど考慮して5年未満に乗り換える人は『HV車(またはPHEV)』がおすすめです。

それに、HV車はガソリン車と比べて部品点数も多く、故障のリスクもあります。
メーカー保証が5年なので、その期間内は安心して乗れるメリットもあります。

高速多用、10年間前後乗り続けるなら『ガソリン車』

80~90キロ以上の高速走行はHV車の電気効率が落ち、燃費が極端に下がります。
その為、高速道路を多用する使い方の場合は『ガソリン車』がおすすめです。

ハイブリッドシステムの故障は、一撃で数万~数十万の修理になるの為、10年前後の長い期間乗り続ける場合は、ガソリン車の方が高額修理のリスクが低いです。
※ガソリン車の故障がない訳ではありません。

走行距離×自宅充電可否×地域(雪国)で決めるクイック診断

雪国の街中を走るホンダの車
車の使用状況により最適な車を提案します
  • 通勤20km/日・週5:自宅200Vあり→EV車でOK。寒い時は航続距離が2〜4割落ちる為、走行距離は要注意
  • 通勤50km/日+月1ロング:充電インフラと休憩が合えばEV車、不確実性がストレスならHV車。寒冷地は急速充電が遅くなりがちと、充電ステーション待ちには要注意
  • 雪国×短距離の送り迎え:回生が弱まる場面があるため、HV/ガソリンの『いつでも給油できる』心強さでしょう。雪国でEV車使用は要注意


【比較早見表】メリデメ・使い勝手・維持費・航続・充電

区分主なメリット主なデメリット使い勝手のツボ
ガソリンどこでもすぐに給油
冬でも性能安定
燃費・税金で不利走る距離が少ない/寒冷地向けの安心感
HV市街地燃費◎
給油はガソリン同等
故障や高電圧バッテリーの劣化が心配マンション勢や街乗り勢では安心
EV静粛・瞬発・快適
充電の電気代タダも可能
冬/高速で電費悪化、急速は混雑&出力変動自宅充電×夜間割安で充電費用大幅削減可
  • ガソリン:給油の心配はなし、価格も安い、冬も性能一定。ただ燃費・税金面で不利
  • HV:街乗り燃費◎、給油の速さや利便性◎。故障や高電圧バッテリーの交換は数万~数十万
  • EV:静粛・加速・空調の自由度が魅力。冬・高速・積載物で電費は落ち、急速充電の出力は温度で変動。充電インフラが今後の課題です。

EVvsガソリン・HV【使い勝手】給油の速さや充電の計画性

ガソリン車の強みは、なんといっても『ガソリンスタンドですぐ満タン』。遠回りしてスタンドに寄っても、所要時間はほぼ読めます。一方でEVはそうはいきません。

都心部の充電ステーションは増えてきましたが、まだまだ十分とは言えません。もしあったとしても、充電機の数は限られ順番待ちがあればさらに1時間程待つこともあります。
しかし、自宅に200Vの充電設備があれば、寝ているあいだに勝手に満タンになっているので、多少は煩わしさは軽減されるでしょう。

マンション住まいの現実

新築マンションでは、200Vの充電設備付きの所も増えてきましたが、既存のマンションではそう多くはありません。

マンションでEV車の充電を行うには、理事会に相談し、見積もりを取り、総会で可否を決めるという物凄く高いハードルがあります。
その為、マンション住まいの方はガソリン車やEV車が充電のストレスなく使えるでしょう。

戸建てEV車なら200V充電設備+太陽光発電が最強

太陽光発電が屋根についている家の駐車場で充電しているホンダ車
太陽光発電とEVの組み合わせは今後注目です

戸建てでEV車乗るなら200V充電設備+太陽光発電が最強です。
太陽光で発電した電気を車に充電できるので、使い方によっては車の充電代がタダになったりします。太陽光発電プランだと夜間の電気代が安くなり、夜間車両への充電代も安くなるため、かなりお得です。

また、全国で太陽光発電の補助金もあるため、本来なら400万くらいかかる費用が実質数万~数十万になります。
ホンダも『ENEOSでんき』の取り扱いが始まり、ディーラーでも太陽光発電の案内ができるようになったので、相談してもみるのもいいと思います。

どんな人に何が合う?

自宅に200Vがある人で、通勤や送迎が中心ならEVは“最強の家電”になります。スタンドに寄る時間がゼロになり、毎日がシンプルに。反対に、自宅で充電できない都市部マンション暮らしならHV(またはPHEV)が無難。外部充電だけで回すと、混雑や空き探しの手間がボディブローのように効いてきます。月1の長距離や寒冷地が前提なら、ガソリンスタンドですぐ満タンのガソリン車やHV車がやっぱり強い。EVで挑むなら「休憩=充電」のセット運用がハマるかどうかが分かれ目です。

運用のコツ(整備士メモ)

EVは段取り次第でラクさが跳ね上がります。出発前のプレコンは、最初の電費も充電スピードも目に見えて改善。マンションは“合意形成が9割”なので、導入前に課金ルールとマナーを決めておくと、その後が平和です。日常は60〜80%の“追い充電”、旅行の日だけ100%+急速――このリズムが電池にも時間にもいちばん優しい運用です。

EV車【航続距離・電費】冬の低下/夏の高温と急速充電

整備の現場でよく聞かれるのが「冬にどれくらい走れなくなるの?」という質問をされます。
結論からいうと、氷点下〜0℃前後では20〜30%程度の航続低下が普通で、ヒーターを積極的に使う条件では4割前後まで落ちるケースも珍しくありません。

一方の夏は『走行距離』より『急速充電の伸び』が課題です。
外気と路面温度でバッテリーが熱を持つと、車側のバッテリーマネジメントが充電電力を絞る=時間がかかります。
お腹いっぱいと言ってるバッテリーに強制的に電気を詰め込むので、劣化も進むため20~80%の充電状態で過ごすのがおすすめです。

工場長
工場長

日常は80→20%の間で使用してロングドライブの日だけ100%+急速

これが電池のご機嫌と時間のバランスを取りやすい使い方です。

コメント