ご自宅のエアコンは、皆さん定期的にフィルターの掃除を行うと思います。フィルターを掃除しないと冷えが悪くなったり臭い匂いが部屋中に充満しますよね?
自動車のエアコンも家のエアコンと同じで、定期的にエアコンフィルターを交換しないと冷えが弱まったり、臭いが出てしまいます。
じゃあ、
エアコンフィルターの適切な交換時期はどのくらいなんだろう?
エアコンフィルターの交換って、自分でもできるのかな?
この様な疑問をこれから、わかりやすく解説していきますので、皆様お付き合いください♪
※今回はホンダのエアコンフィルターを例に解説していきます。他のメーカーも、交換時期は大きくはかわりません。
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自動車のエアコンフィルターの適切な交換時期
上記のエアコンフィルターは、もともと真っ白なフィルターです。
5,000km使用しただけで、フィルターの奥まで汚れが溜まっています。
下の写真が新品時のエアコンフィルターです。
1年または15,000km毎という事は、年間走行距離が15,000km未満の方は毎年交換を行う必要があるという事です。
空気中には、ホコリ・花粉・ディーゼル粒子・粉塵・ダニの死骸など沢山の汚れがあります。
エアコンフィルターは、人間で例えるとマスクの役割をします。
外気導入や内気導入のどちらの時もエアコンフィルターを通した空気が吹き出し口から出てくるのです。
その為、エアコンフィルターが汚れると、汚れたエアコンフィルターで濾された空気を吸う事になります。
エアコンフィルターを交換しないという事は、人間で例えると何日も使いまわして空気中の汚れや唾がたっぷり付いているマスクを使い続けると同じ事なのです。
[オススメなエアコンフィルター]と[オススメしないエアコンフィルター]
エアコンフィルターを交換する為にネットショップで、「エアコンフィルター」と検索すると値段が高い純正品から数百円から購入できる社外品まで沢山ヒットし迷ってしまうと思います。
その悩みを解決する為に、オススメのエアコンフィルターをご紹介しましょう♪
今回は、下記の6種類をご紹介します。
●オススメエアコンフィルター5選
- 純正品 PM2.5対応高集塵タイプ
- 純正品 アレルフリー高脱臭タイプ
- 純正品 ロングライフタイプ
- 社外品 ボッシュのエアコンフィルター
- 社外品 デンソーのエアコンフィルター
●オススメしないエアコンフィルター
- 社外品 無名社外品のエアコンフィルター
簡単に早見表にするとこの様になります。
p class=”has-text-color has-link-color” style=”color:#d0d6d6;font-size:13px”>スポンサーリンクオススメなエアコンフィルター
●おすすめ純正品のエアコンフィルター
ホンダでは下記の3種類のエアコンフィルターが設定されており、タイプ別に選択ができます。
- PM2.5対応高集塵タイプ
- アレルフリー高脱臭タイプ
- ロングライフタイプ
- PM2.5対応高集塵タイプ
集塵機能に特化したタイプのフィルターで、従来のエアコンフィルターでは集塵しきれない超微粒子(PM2.5)を約80%も集塵する性能があります。
- アレルフリー高脱臭タイプ
抗アレルゲン剤をフィルター部に染み込ませアレルゲンの活動を抑制するアレルフリー高性能脱臭タイプのエアコンフィルターです。花粉などのアレルゲンを捕らえて抗アレルゲン剤の効果で室内のアレルゲンを約5分で半減させ、約15分でほぼ捕獲します。
※ホンダ車の標準タイプとして多くの車両に設定されているタイプです。
- ロングライフタイプ
性能は一番劣りますが、一番安く高寿命のロングライフタイプのエアコンフィルターです。
こちらの交換サイクルは2年または24,000km毎になります。
●品質がいい社外品のエアコンフィルター
仕事柄色々なエアコンフィルターを触ってきましたが、ボッシュやデンソーのエアコンフィルターは比較的質が良く純正品に次いでオススメできます。
このフィルターも交換サイクルは1年または15,000km毎で問題ありません。
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オススメしないエアコンフィルター
●格安エアコンフィルター
下記のように値段が純正の半値以下の場合は、あまりお勧めはしません。
安いエアコンフィルターは実際に持ってみるとわかりますが、フィルター部分がぺらっぺらのわら半紙レベルの物もあります。
抗菌や脱臭と謳っている物も、本当にその高価があるのかは疑問です。
しかし意図的に内気循環でご使用される方は、外気導入程汚れた空気は濾さないので安めのエアコンフィルターでもいいのかもしれません。
色々なメリット&デメリットを考慮してご自身の予算にあったエアコンフィルターを見つけてみてください。
※エアコンフィルターを交換しないよりは、安い物をこまめに交換する方が圧倒的に清潔だと思います。
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エアコンフィルターの交換方法
エアコンフィルターの交換方法は3ステップです。
- 助手席側のグローブボックスを取り外す
- 古いエアコンフィルターを取り外し、新品のフィルターを取り付ける
- グローブボックスを元に戻す
車種により若干は違いますが、基本的な交換方法はホンダ車やトヨタ車、マツダ車、三菱車でも同じです。
- 助手席側のグローブボックスを取り外す
最近はグローブボックスの左右にダンパーが付いている車両が増えてきました。
付いている場合は、①の様にロックを外してダンパーを外します。
ダンパーを外したら、②の様にグローブボックスの左右の奥を内側に押してグローブボックスを手前に出し切ります。
- 古いエアコンフィルターを取り外し、新品のフィルターを取り付ける
エアコンフィルターカバーの左右のロックを外してエアコンフィルターを引き抜き新品のフィルターと交換します。
- グローブボックスを元に戻す
エアコンフィルターの交換ができたら、グローブボックスを戻して作業終了です。
量販店やディーラーではエアコンフィルター交換で1,000~2,000円の工賃がかかります。
決して難しい作業ではないので、ご自身でチャレンジして交換費用を抑えてみてください♪
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エアコンフィルター交換以外に自分で出来るエアコンメンテナンス
カーエアコンのメンテナンスは、エアコンフィルターの定期交換だけではありません。
メーカー指定の定期メンテナンスにはありませんが、定期的に掃除や処置をしておくと長い期間快適にご使用できるエアコンメンテナンスをご紹介します。
この4つがユーザーでも出来るエアコンのメンテナンスです。
- エアコンフィルターの交換
- 内部ユニットの洗浄
- エアコンガスのメンテナンス
- 抗菌・防カビ対策品の取り付けや施工
- エアコンフィルターの交換
エアコンフィルターの交換の必要性や交換方法はここまで記事を読まれた方は理解できていると思います。
- 内部ユニットの洗浄
泡タイプの洗浄剤で、エアコンユニット内部で蓄積された臭いやカビの元となる汚れを洗浄します。
オススメは半年~1年毎に洗浄しましょう。
オススメはこのような[エバポレーターの洗浄剤]です。
使い方はこの動画が参考になります。
- エアコンガスのメンテナンス
この作業は、少し車をいじれる方向けになります。自身がない方はディーラーで施工してもらいましょう。その場合の工賃は1,000~2,000円程です。
使い方はこちらの動画が参考になります。
- 抗菌・防カビ対策品の取り付けや施工
こちらの商品は、菌やカビの増殖を抑える商品です。これだけではあまり交換は見込めないので、エアコンフィルター交換やエバポレーター洗浄と合わせて行う事で相乗効果が見込めます。
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